ぽこちゃんと過ごした16日間

初めての妊娠が子宮外妊娠でした。その時の記録。

子宮外妊娠?

5月10日。

産婦人科受診の日。今日は受診前に採血あり。私は血管が見えにくいから、いつも同じところで採ってもらっている。そろそろ紫になってきているから、もうちょっとで限界かもしれない。

エコー前ぽこちゃんに、かくれんぼしてないで出ておいでー!そうしないとぽこちゃんとさよならになっちゃうよ…と心の中で声をかけながら臨みましたが、やっぱり胎嚢は見えず…。今日はもっとベテランの先生も出てきて、ぐりぐりとエコーで見回していた。それでも見えなかった。

内診後診察室へ。

Hcg3100.胎嚢が見えない。正常な妊娠ではない。右卵巣に少しあやしいところがあり子宮外妊娠の疑いが強い。11日にエコーみて、午後入院して内膜掻爬術をしましょう。

とのことだった。

ぽこちゃん。正常な妊娠じゃなかった。ぽこちゃんどこにいるの。

右側のほうが痛くない?って聞かれてから、右側が痛い!ってなったけど、帰宅してからは左も痛くなり。でも我慢できないような痛みでは全然なくて。自分では子宮外妊娠なんて全然信じることができなかった。子宮にいるけど、育たなくて、組織が残ってHcgが上がっているんだと思った。いろいろ説明されるけど、どこか他人事のようで信じられないまま流されていった気がする。

明日の午後入院して処置をするかもしれない、でも彼は仕事で付き添えない。こんな時くらいそばにいてよ…とわがままを言ってしまった。でも無理だった。うん、仕方ない。でも悲しい。

 

5月11日。

朝、とてもいい天気。こんないい天気の日に、自分はぽこちゃんとお別れをしないといけないかもしれない。なんでこんなことになるんだろう、と朝から沈んでいた。

産婦人科受診。今日は産婦人科の一番上の先生も見てくれた。けど、やっぱり胎嚢は見えず。この先生の見立てでは、きっと妊娠はしたけど初期に流産してしまった。胎盤のもとになるものが残ってしまっているんでしょう。なので、明日子宮内膜掻爬をして、絨毛を確認します。その場で絨毛か確認して、大丈夫ならそのまま退院できます、右の卵巣は大丈夫そう、とのことだった。

この先生の話を聞いて、あぁ、子宮外じゃなかった。胞状奇胎でもなく、妊娠できることを教えてくれたぽこちゃん。うっかり忘れんぼうの私たちに似て、忘れ物を取りに行ったんだな、って思うことにした。また、帰ってきてね。ぽこちゃん。